アルカリナ王国の第二王子・ティオルは王族としてふさわしくαとして生まれ、父王や兄を支えるべく執務に励んでいた。ところが皇太子たる兄が突然隣国に婿入りすることになり、自分が皇太子に繰り上がることに。
皇太子教育の一貫でαとして性教育を受けねばならず、侍従が「あなたに相応しい仮の番をご用意しました」と連れてきたのは、公爵令息でティオルの幼馴染みのリセルフィアだった。男のβで孕むこともなく身分も高貴なリセルフィア、しかも知識も豊富な宮廷錬金術師でティオルが心を許す幼なじみ。これ以上の相手はいないと夜に二人きりにされてしまい…?!
誠実な皇太子α×包容力MAXの錬金術師β、仮番からはじまる運命じゃないオメガバースストーリー!